- MP3
- オーディオブック
【mp3】大名格差
\2024年秋カタログ掲載予定★WEB先行商品★/

【内容紹介】
江戸時代の日本は徳川将軍家が率いる幕府と、三百諸侯と称された大名家が率いる実数約260もの藩が共同統治する時代であった。
大名といっても100万石から1万石まで格差は大きかったが、石高以外にも様々な基準で格付けされた。そうした区分が組み合わされることで家格は決まったが、その基本は将軍との関係である。将軍に近いほど優遇され、遠いほど冷遇された。 そんな幕府による大名統制の実態を、五つの視点から解明。「 石高でみる格差」「将軍との関係でみる格差」「江戸城でみる格差」「江戸藩邸でみる格差」「参勤交代でみる格差」という切り口を通して、未曾有の泰平の世を可能にした、幕府の巧妙な仕掛けに迫る。
【目次】
はじめに――格付けされた三百諸侯
第一章 石高でみる格差
「石高でみる格差」の基本――表高と実高
01 4500石なのに10万石待遇
02 幕府から大名のように遇された参勤交代をする旗本たち
03 日本代表の箔を付けるため石高ゼロでも10万石待遇を得た対馬藩
04 実は全国に大勢いた城を持たない大名たち
05 幕府も気をつかっていた一国を治める大名たち
第二章 将軍との関係でみる格差 「将軍との関係でみる格差」の基本――親藩・譜代・外様
06 御三家は御三卿に乗っ取られた? 将軍を継げる家で起きた異変
07 「保険」のはずの御三家も分家をつくってお家断絶を回避
08 将軍になるはずだった? 越前松平家の数奇な運命
09 家康もまとめ上げるのに苦労した同族松平家との親族関係
10 老中になりやすかった譜代大名となりにくかった譜代大名の違い
11 家康の同期たちを幕府はいかに扱ったのか?
12 外様だけれど譜代待遇で幕政にも参加した大名たち
第三章 江戸城でみる格差
「江戸城でみる格差」の基本――日本最大の儀礼空間
13 駕籠から降りるか乗ったままか 格差で変わった登城風景
14 控えの部屋までランク分け 大名たちの厳しい行動範囲
15 将軍に会うため部屋を移動 格差を視覚化した江戸城の儀礼
16 江戸がもっとも慌ただしくなる 江戸城の正月にみる格差
17 日本一厳しい?江戸城における大名たちの服装マナー
18 家のレベルに応じて変化 将軍からのプレゼントの中身
19 御三家には丁寧だがほかはぞんざい 将軍からかけられる言葉にまで格差
第四章 江戸藩邸でみる格差
「江戸藩邸でみる格差」の基本――すべての大名が集う町
20 地元の石高が江戸藩邸の広さを決めた
21 江戸藩邸の見た目から大名のランクをわからせた幕府
22 将軍が大名藩邸を訪れた政治的な意味とは?
23 同じランクの藩と情報を交換 藩の外交官たちの日常
第五章 参勤交代でみる格差
「参勤交代でみる格差」の基本――全国に広がる大名の序列
24 幕府の命も無視してド派手に プライドがかかっていた参勤交代
25 他家との遭遇を回避せよ 大名行列の作法
26 不穏なエピソードが満載 宿のかぶりはトラブルのもと
27 江戸入りした大名たちに課せられた おえら方への挨拶回り
【著者紹介】
安藤優一郎(あんどう・ゆういちろう)
歴史家、文学博士(早稲田大学)。 江戸をテーマに執筆・講演活動を展開。主要著書に『江戸の間取り』(彩図社)、『お殿様の人事異動』(日経プレミアシリーズ)、『江戸の不動産』(文春新書)、『大名屋敷「謎」の生活』(PHP文庫)など。


【内容紹介】
江戸時代の日本は徳川将軍家が率いる幕府と、三百諸侯と称された大名家が率いる実数約260もの藩が共同統治する時代であった。
大名といっても100万石から1万石まで格差は大きかったが、石高以外にも様々な基準で格付けされた。そうした区分が組み合わされることで家格は決まったが、その基本は将軍との関係である。将軍に近いほど優遇され、遠いほど冷遇された。 そんな幕府による大名統制の実態を、五つの視点から解明。「 石高でみる格差」「将軍との関係でみる格差」「江戸城でみる格差」「江戸藩邸でみる格差」「参勤交代でみる格差」という切り口を通して、未曾有の泰平の世を可能にした、幕府の巧妙な仕掛けに迫る。
【目次】
はじめに――格付けされた三百諸侯
第一章 石高でみる格差
「石高でみる格差」の基本――表高と実高
01 4500石なのに10万石待遇
02 幕府から大名のように遇された参勤交代をする旗本たち
03 日本代表の箔を付けるため石高ゼロでも10万石待遇を得た対馬藩
04 実は全国に大勢いた城を持たない大名たち
05 幕府も気をつかっていた一国を治める大名たち
第二章 将軍との関係でみる格差 「将軍との関係でみる格差」の基本――親藩・譜代・外様
06 御三家は御三卿に乗っ取られた? 将軍を継げる家で起きた異変
07 「保険」のはずの御三家も分家をつくってお家断絶を回避
08 将軍になるはずだった? 越前松平家の数奇な運命
09 家康もまとめ上げるのに苦労した同族松平家との親族関係
10 老中になりやすかった譜代大名となりにくかった譜代大名の違い
11 家康の同期たちを幕府はいかに扱ったのか?
12 外様だけれど譜代待遇で幕政にも参加した大名たち
第三章 江戸城でみる格差
「江戸城でみる格差」の基本――日本最大の儀礼空間
13 駕籠から降りるか乗ったままか 格差で変わった登城風景
14 控えの部屋までランク分け 大名たちの厳しい行動範囲
15 将軍に会うため部屋を移動 格差を視覚化した江戸城の儀礼
16 江戸がもっとも慌ただしくなる 江戸城の正月にみる格差
17 日本一厳しい?江戸城における大名たちの服装マナー
18 家のレベルに応じて変化 将軍からのプレゼントの中身
19 御三家には丁寧だがほかはぞんざい 将軍からかけられる言葉にまで格差
第四章 江戸藩邸でみる格差
「江戸藩邸でみる格差」の基本――すべての大名が集う町
20 地元の石高が江戸藩邸の広さを決めた
21 江戸藩邸の見た目から大名のランクをわからせた幕府
22 将軍が大名藩邸を訪れた政治的な意味とは?
23 同じランクの藩と情報を交換 藩の外交官たちの日常
第五章 参勤交代でみる格差
「参勤交代でみる格差」の基本――全国に広がる大名の序列
24 幕府の命も無視してド派手に プライドがかかっていた参勤交代
25 他家との遭遇を回避せよ 大名行列の作法
26 不穏なエピソードが満載 宿のかぶりはトラブルのもと
27 江戸入りした大名たちに課せられた おえら方への挨拶回り
【著者紹介】
安藤優一郎(あんどう・ゆういちろう)
歴史家、文学博士(早稲田大学)。 江戸をテーマに執筆・講演活動を展開。主要著書に『江戸の間取り』(彩図社)、『お殿様の人事異動』(日経プレミアシリーズ)、『江戸の不動産』(文春新書)、『大名屋敷「謎」の生活』(PHP文庫)など。

商品管理番号 | 1859-5356 |
---|---|
価格(税別) | 2,600円 |
ディスク枚数 | 1枚 |
再生時間 | 356分 |
発売年 | 2023/5/1 |
作家 | 安藤優一郎 |
発行元/発売元 | でじじ/パンローリング |