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超訳 資本論
『資本論』は我々を取り巻く世界、つまり資本主義社会の構造を解き明かした本だ。著者のカール・マルクスが生きた時代は、産業革命の直後である。彼はその産業革命のメッカと言えるイギリスで活動した。産業革命による機械文明の発達は、生産性を飛躍的に向上させ、巨大な富を生み出したが、豊かになったのは一部の資本家だけで、大多数の人々は、資本家に雇われる貧乏な労働者として一生を送った。マルクスは、資本主義システムで起こるこのような問題を、既存の経済学理論では説明できないと考えた。そこで彼は、資本主義の仕組みを労働者の立場に立って科学的に分析し、原因を究明しようと考えたのだ。完成させた『資本論』が、世界中の指導者、思想家、労働者たちに多大なる影響を与えたのは言うまでもない。執筆にあたっては、「もしマルクスが現代に蘇って、日本の読者に分かりやすいように『資本論』を書き直したら、どんな本にするだろうか?」と想像しながら、制作にあたった。論点を明確にできたので、初心者にとっては、この上なく理解し易い入門書になったと自負している。(「はじめに」より)
商品管理番号 | 1859-8347 |
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価格(税別) | 3,000円 |
ディスク枚数 | 6枚 |
再生時間 | 348分 |
発売年 | 2011/10/4 |
作家 | 彩図社/著:許成準(ホ ソンジュン) |
発行元/発売元 | でじじ/パンローリング |