【Q&Aコーナー】ちょっといい話④ 「元来、「図書館」とは…」

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ちょっといい話④

 元来、「図書館」とはその字のごとく、「図書の館」と書くように本を中心に収集されてきました。「図書館なんだから図書が充実してればいいのよ」なんていう職員の人たちも当初のころいたのも事実です。たしかに、本は、個人で楽しむことができます。そんな中、視聴覚資料の出現により、目で見たものや耳で聞こえることにより、脳に直接情報を提供できる資料として図書館に導入されました。映画館やテレビによって流行している映像資料やレコードやカセットテープやCDなどの音声資料などは市民の関心や要望が高かったのも事実です。特に映像資料(映画やアニメ)などは個人で楽しむだけでなく家族で楽しむことができる資料として、図書館の新たなサービスとして浸透され始めました。絵本などは読み聞かせの歴史がありますので、どこの図書館でも児童サービスの中心であったりボランティア活動が充実していることでしょう。

 ただ、視聴覚サービスはそれほど歴史もなく精通者もそれほどおらず、その割には著作権をはじめとする色々な権利(貸与権、頒布権、著作隣接権、上映権…)などあまりよくわからないのが現状です。司書の方々に聞いても答えが返ってこない時は遠慮せず聞いてもらえればと思います。

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