【Q&Aコーナー】ちょっといい話⑦「地元の木工屋さん…」

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ちょっといい話⑦

 視聴覚資料を導入した時に資料を配架する棚をどうするか?
問題となるのは、現物配架をするかレンタル店のようにするかダミー方式で行うかということと、配架の場所である。
図書と同じカウンターで行うのであればダミー方式は手間であるため当面は、現物配架で図書カウンターの裏側(図書カウンターはコの字型)に縦180cm、横90㎝を基本とした木製の棚を図書館近くにある木工屋さんに作製を依頼した。
以前、カセットテープの棚を作製していただいたからで既製のビデオ棚やCD棚という製品はあまりなくて、あってもスチール棚(ボルトで設置)か、図書用の木製棚(既製品)は高額であったからだ。

ちょっといい話⑦2枚目のイメージ コの字カウンター

 この図書と同じ窓口での貸出サービスは職員もてんてこ舞いになり手間とミスが重なり、2年半の間にかなりの資料紛失をしてしまい、B・D・Sの導入とAVコーナー独立のきっかけとなりました。(この話はいずれ)AV専用の窓口を開設した事で年々増えてくる資料に対し利用者との対応もよくなり、棚も増やしていけたので毎年、AVコーナーが広くなっていき、利用者も貸出数も右肩上がりでした。

 木製棚の話にもどります。まずは、ビデオ棚ですがH180×W90の7段。約150巻ほど配架できます。CD棚はH180×W90で横にCDが60枚ほど配架できるが横に倒れないように2枚の仕切板(スライド式脱着可能)がある。そして9段棚全部で500枚ほど配架できる。この棚を毎年ビデオ棚とCD棚を2台ずつ増やしていきます。
 資料の数が年々増えると同時に棚も増えてAVコーナーも広くなっていきました。いよいよ、ビデオ資料も数がふえて書庫扱いとしてしまう場所に使っていない3階の踊り場に更に開架の棚の半分以下の値段で購入できるビデオ棚を埼玉福祉会のカタログで発見しましたので即、購入しました。
 良かったのは安価なだけでなく通常サイズ以外にH180×W60やH180×W120があり配架場所にジャストフィットしたことです。

ちょっといい話⑦3枚目のイメージ 7段のビデオ棚 茶
ちょっといい話⑦3枚目のイメージ 7段のビデオ棚 白

 他の棚としては目録棚やDVD棚なども作製してもらいとうとう多目的カウンターもこちらの要望どおりに作ってもらいました。
このカウンターは貸出カウンターとして使用し利用者との対面式で下段に三段の子ども用CD棚になっており、こちらの職員側にも予約の資料置きや定形外のAV資料や修理に関する消耗品などを置くスペースとなっていて非常に便利で日本に一つしかない特注品でした。それと図書と同じサービスをするのが基本なので返却ボックスへのAV資料の投函をOKにしていたのですが毎日すごい数の資料が返却されるようになりましたのでAV資料専用の返却ボックスを設置しました。 

ちょっといい話⑦4枚目のイメージ 返却ポストの裏側
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