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怖くておもしろい 日本の名作怪談劇場 撰集 梅松

日本の名作怪談劇場
どきどき怖い
じんわり怖い
ひたひた怖い
しっとり怖い

奥ゆかしく情緒豊かな、知っておきたい、聴いておきたい日本の原風景である古典名作怪談。
ただ怖いだけじゃない、みんなが知っているあの話を、実話怪談 百語りの名手 城谷歩の語りと、効果音、BGMでドラマチックに聴かせるオーディオ劇場。

対象:小学3年生以上推奨
内容紹介
「鬼女紅葉」(長野県伝説)(34分)
今から千年も昔、謀反の咎で伊豆に島流しになっていた笹丸と菊世という夫婦には子がなかった。
ある日子供が欲しいと思っていた二人に「第六天魔王にすがるといい」と助言するものが現れ、言うとおりにすると間もなく玉のような女の子を授かる。名前を呉葉とつけて大層かわいがると、読み書きは無論、琴や和歌に至るまで大人顔負けの才女に育つ。またその美貌はこの世のモノとも思われない美女となった。
ある日、家族三人は都で一花咲かせたいと求婚者からもらった結納金をもって京に上ってくる。どれほど美しかろうと呉葉は第六天魔王の授け児、次第に恐ろしい本性が露わになっていく。
「茨木童子」(昔話)(24分)
京の都の一条戻り橋に差し掛かった時はすでに薄暮の頃、渡辺綱なる剛毅の侍が馬上から見止めたのは橋のたもとの若い女。年若く美しく、身分卑しからぬ女は共もつれずに一人。
やがて声を掛けられる。聞けば五条までともに連れて行ってほしいという。承知して女を後ろに乗せ馬を進め、橋の中ほどに来た時、突如背後の女は鬼に姿を変え「わが行く先は愛宕ぞ!」と叫ぶや否や、綱を小脇に抱え天空めがけて飛び上がる。
綱は少しも動じずに名刀髭切を抜いて一刀のもと鬼の片腕を切り落としたのだったが…。
「安達ヶ原の鬼婆」(福島県伝承)(30分)
むかし、都にイワテという乳母がいた。面倒を見ていた主家の姫君は生まれついて口がきけない難病であったが、ある医者の言うには「妊婦の腹の中にいる胎児の生き胆を飲ませれば治る」という。
わが子可愛さのあまり、どうにか手配せよとの命を受けたイワテはやむなく阿武隈川のほとりの小屋で何年も妊婦の旅人を待ち続けた。
やがてある夜の事、若い夫婦が一夜の宿を求めて訪ねてきた。見れば妻の腹は大きい。夜半腹痛に苦しみだした妻のため夫は薬を求めて出て行ってしまった後、イワテはその妊婦の腹を裂いてしまう。ところがその女は…。
「山鬼妖艶」(遠野民話) (29分)
むかし陸奥の国遠野に太郎、次郎、三郎という三兄弟がいた。
長男の太郎は四十を過ぎて独り身、生真面目だが女っ気がなく、次郎はやはりまじめだが妻と子供がいる働き者、三郎は手の付けられない遊び人で浮いた話が絶えることがない三十にも満たない若者だった。
ある時ついに太郎に縁談が舞い込むが、慎重なうえ気の小さい太郎は山向こうのいいなづけの姿を遠くから一度確かめてみたいと一人妖鬼の住む山に入ってしまうのである。
商品管理番号 1859-8822
価格(税別) 3,000円
ディスク枚数 2枚
再生時間 116分
発売年 2021/2/1
作家 城谷 歩
発行元/発売元 でじじ/パンローリング
内訳
販売価格
(単価 × 入数)
注文数

オーディオブックCD

品番
1859-8822
価格
3,000円
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